BOOKS

常識破りの組織に変える33人の否常識

セス・ゴーディンの面目躍如な一冊です。常識破りの組織に変える33人の否常識成長するには、常識を破るしかない。常識を破れるかどうかは、あなたが周りをその気にさせられるかどうかにかかっている。(21ページ)今のビジネスは、消費者を驚かすことが必要…

脳を天才にする!勉強法必勝バイブル

単なる受験本ではなく、ビジネスマンにも有益な内容です。脳を天才にする!勉強法必勝バイブル私の考える”勉強”とは、「脳の機能を適切に生かし、仕事や生活に役立てること」を指します。(9ページ)勝間和代さんをはじめ、勉強本ブームですが、脳を活用する…

最短で結果が出る超仕事術

普通の人の10倍の仕事量をこなしながら、残業なし・土日完全休みを実現するテクニックです。最短で結果が出る超仕事術たくさんの文献や資料を調べるうちに、目的以外の箇所にも何度も目を通すことになり、いろいろな知識や情報をいつのまにか覚えてしまうの…

無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法

独特な方法が多く、いい刺激になりました。無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法やらないことを決めることがやることを決めることの二倍以上大切だ。(18ページ)やることを決めるのは簡単ですが、多過ぎると実行が伴いません。やめることを決めるの…

朝令暮改の発想(2/2)

引き続き、鈴木敏文氏の最新作から経営に役に立つ部分を。朝令暮改の発想自分では努力しているつもりでも、いまひとつ壁を突き抜けることができず、伸び悩んでいたら、「あるべき姿」を明確にし、それを目標にして新しい仕事のやり方に挑戦してみることです…

朝令暮改の発想(1/2)

「基本の徹底」と「変化への対応」を説かれる鈴木敏文氏の最新作です。朝令暮改の発想成否をわけるのは、どれだけ的確に変化をつかめるか、変化対応力の有無です。(4ページ)ダーウィンも、「強い者ではなく変化に対応する者が生き残る」と言っています。知…

マックからマックへ転身した社長

マックからマックへの転身が話題になって原田社長の最新作です。ハンバーガーの教訓未熟でいるうちは成長できる。成熟した途端に腐敗が始まる(5ページ)マクドナルドの創業者であるレイ・クロックの座右の銘だそうです。ビジネスは常に未完成ということを伝…

魂の富の作りかた

セリフが絶妙な犬飼ターボさんの最新作です。DREAM 成功者が教える魂の富の作りかたお客さんの欲しいと思っているものをお店に揃えるのは当然だけど、少しでもその人の人生がよくなるような何かを提供して啓蒙することに、私はビジネスを続ける意義を感じる…

けもの道をゆく

梅田望夫さんの「ウェブ時代をゆく」で触れられた「けもの道」に関する本です。勉強はやめて、けもの道を走ろう!「ウェブ時代をゆく」では「高速道路とけものみち」という比喩を使っている。IT時代はテーマと自由時間さえあれば高速道路に乗って一気に最先…

デザインの深読み

とっても面白い本でした。デザインの深読み70年代に比べて、マーケターの立場が強くなったといえる。先鋭的なデザインが受け入れられない可能性は高い。(中略)しかし、いまの消費者が求めているものだけでは、未来のニーズを開拓することはできないだろう…

ラジオは脳にきく

いろいろと脳の働きに関して、認識を改めさせられる本でした。ラジオは脳にきく前頭前野が活性化していないというのは、いい換えれば、脳が面倒くさがり屋になっているともいえる。考えるのが面倒くさいから、思いやりもなくなってきている。脳の回路でいえ…

再起のための人生学

経営に行き詰った人たちの無料相談の奉仕活動(「八起会」)に全力で取り組まれている野口さんの著書です。再起のための人生学急激に伸びれば、必ずどこかでダウンする。もともと急成長が異常なのであって、異常な状態はそうは続かないのが道理である。かの…

成功した起業家の共通点

実際のベンチャー起業家との対話から紡ぎ出された真実がよくまとまっています。成功した起業家はなぜモチベーションを持ち続けられるのか自分の可能性を信じて言い訳をしない、そして他人と比べない。そんな勇気から潜在能力の顕在化は生まれます。そのため…

腐ったバナナを捨てる法

週に1冊は読んでいる自己啓発本の中では、決断を促す良い本だと思いました。腐ったバナナを捨てる法成功をめざすのであれば、動くことこそがカギである。夢の方向に向かって動きつづけさえすれば、過去にとらわれない人生へと近づいていける。(13ページ)未…

夢がなくても人は死なない

「下流社会」がベストセラーになって有名になった三浦展さんの考えがよく分かる一冊でした。夢がなくても人は死なないまず、前提として、「下流社会」で語られていることは、データを分析した結果であって、「自分らしさを求めるのは下流である」というのは…

日本のものづくりには、マネジメントは不要だった。

世界的なデザイナー、奥山清行氏の言葉は、とても示唆に富んでいました。伝統の逆襲安価な大量生産品は、けっして消費者に感動を与えない。したがって、今後の日本は価格競争に汲々としてはならない。日本が舵を取るべきなのは「価格競争」ではなく、「価値…

「自分探し症候群」から抜け出すために

サブタイトルに引かれて買った本です。やりがい論絶対的に「やりがいのある仕事」や「面白い仕事」があるわけではなく、同じ仕事に対して、「やりがいがあると感じられる」か、「面白いと思える」か、なのです。(30ページ)キャリア相談で最近多い質問は、…

脳と日本人

今年最初に読んだ本は、松岡正剛さんと茂木健一郎さんの対談集でした。脳と日本人編集というのは、新しい関係性を発見していくということなんです。スピーチだって料理だって、商品開発だって、「印象に残る」とか「おいしい」とか「便利なものを提供する」…

愛がなくちゃね!

今年読んだビジネス書の中では、「サマンサタバサ 世界ブランドをつくる」(寺田和正著、日本経済新聞出版社)が、印象に残っています。真摯にビジネスと向き合う姿勢が、とても爽快でした。 「失敗から学ばねば、失敗は失敗のままだ」(65ページ) 失敗した…

自分のために働け!

ホンダでは、「会社のために働くな、自分のために働け」という言葉が常々使われているそうです。 自分のために働け(高橋裕二著、講談社)「ロウドウ」という言葉には、どうやら三つのパターンが存在するようだ。ごく一般的な「労働」を軸に置くと、一方に、…

非属の才能

非属の才能(山田玲司著、光文社新書)今年のマイベストの本です。今までは、「偶然のチカラ」でしたが、難解さもなくストレートなメッセージで、とても大きな刺激を受けました。「なんか違うなあ」といつも心のなかで思っているあなた。実は、あなたには才…

カルチャー・クリエイティブ

最近、社会起業に関する本を読んでいる中で、いい本に出会いました。 カルチャー・クリエイティブ(辻信一著、ソトコト新書)本当の豊かさとは、信頼する心です。本当の豊かさとは、人々がつくり出すコミュニティ、そして友だちです。また、それはきれいな水…

成功の瞬間

「なぜ起業家に運と直感が不可欠なのか」というサブタイトルに引かれて、一気に読了しました。 成功の瞬間(主藤孝司著、講談社)経営の勉強をすればするほど起業には失敗してしまう。必要なのは勉強ではなく、「偶然と直感を敏感に感じ取りすべてを受け入れ…

会議質

「事件は現場で起きているんじゃない!会議室で起きているんだ!」と書いてある帯が目立つ、おちまさとさんの本です。 会議質(おちまさと著、ダイヤモンド社)常に完璧な意見だけを言おうとしていると、かえって畏縮してしまって、いい結果は生まれない。取…

ウィキノミクス

「ウィキノミクス」(日経BP社)は、以前から読みたかった本ですが、500ページを超す大著だけに、会社の有休を取って何とか読了しました。期待に違わず、読み応えとともに多くの示唆を得ることができました。副題にある「マスコラボレーションによる開発・生…

ただ漠然と上に登っても、そこに幸せはありません

「千円札は拾うな」で有名な安田佳生さんの最新作「下を向いて生きよう。」を読みました。逆説的な表現ながら、いろいろと気づくことが多かったです。適度な不便、適度な不満、適度な不幸があるからこそ、人は喜びや幸せを感じられる。つまり、人生の喜びは…

頭のそうじ 心のそうじ

掃除道を日本中に広めてきた鍵山秀三郎さんの最新作「頭のそうじ 心のそうじ」を読みました。70篇のコラムは、どれも素晴らしく最初の言葉だけでも読む価値が高い、と思いました。 1.掃除の力 人の心を落ち着かせて穏やかにするには、環境をきれいにするこ…